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すってんてんぐ
作・絵:木曽秀夫
ドジな私は、自己嫌悪に陥ることもよくあります。
この天狗さんもそんな一人。
今日は「すってんてんぐ」のご紹介です。
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ずっと昔、山の神様だった「てんぐ」は日照りが続くと、うちわをサッと一振り。雨雲を呼び寄せます。
とってもありがたい神様でした。
村の人々もてんぐどんの住んでいる神社を祭っていました。
でも、何年も何年も長生きしているうちに、人々はてんぐを尊敬しなくなりました。
供え物も来なくなり、てんぐどんは痩せて、赤い顔は青く、自慢のうちわも枯れてしまいました。
それで、てんぐどんは町に行って働くことにしました。
てんぐどんは、佐官の仕事をしたけど、長い鼻が邪魔をして塗った壁をこすってしまいました。
次は、畳屋さん。でも長い鼻が邪魔をして、畳で鼻をすりむいてしまいます。
豆腐屋さんで働くと、鼻で豆腐を刺しちゃうし、笠屋でも同じ。
染物屋では、染め液に自分の鼻を漬けてしまいます。
刀鍛冶のところでは、間違えて自分の鼻を打ってしまいました!!
何をやっても上手くいきません。。。
あ~あ、と、悩むてんぐどん。
( ( (__|||) ) ) どよぉ~ん。。。
さぁ、これからどうしようかと悩んでいた てんぐどんの横を、ビューンと走り抜けたのは○○○○。
これだ!!とばかりに、てんぐどんはこの仕事を始めました。
鼻も役に立ったこの仕事とは???
この仕事を始めたてんぐどんは、すっかり元気になり、顔も元通り真っ赤になったとさ!
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ふふふ。
てんぐどんのお仕事は何かわかりましたか??
てんぐどんの失敗が次から次へと・・って感じで、読んでる子どもも笑いっぱなしでした。
是非読んでみてくださいね。
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